一定期間食べる量が減ったり、食事制限をしていたりするとあるとき
「あ、そういえば最近この量で満足できるようになった」
「もしかして胃が小さくなった・・?」
なんて思うことがあります。
少量の食事で満足できるようになると胃が小さくなったのかも!なんて思いがちですが、
実は胃そのものが小さくなったり大きくなったりすることはないんです。
ではなぜ少量の食事で満足できてしまうのか?反対に、なぜこんなに食事量が増えてしまったのか?についてお話しします。
物理的に胃が小さくなることはない!脳がそう思わせているだけ
どか食いをしてしまったり、一定期間たくさん食べてしまったりするといくら食べても満たされずついついたくさん食べてしまいますよね。
「あれ、昔はこんな食べてたっけ?胃が大きくなったのかも」と思ってしまいます。
反対に「最近少食続いているから胃が小さくなったわ・・」なんてこともありますよね。
でも実はそれ、胃そのものが小さくなったり大きくなったわけではなく、脳が「まだ満足してないよーもっと食べてー」「もういお腹いっぱいだー」というような信号を出しているだけなんです。
なぜこんな信号を出してしまうのかというと、満腹中枢が大きな勘違いをおこしているからなんです。
食べてばかりいると、脳がその量に慣れてしまって「ああ、この人の体はこれだけ食べないとだめなのか」というふうに「もう満腹だよ〜」の信号を出すレベルが高くなるのです。
反対の少食も同じように勘違いするようになります。
ダイエットしたいなら意図的に脳が勘違いするために一定期間少食に変える!
この脳の信号をうまく利用して、少量で満足する胃になればこれってダイエットになるんじゃねーか?と思ってる私。
ってことで少食な期間を設けて「この程度で満足する体なんだ」と 脳に認識させるために、食事中はよく噛んで、満腹中枢をとことん刺激(咀嚼をたくさんすれば満腹中枢は刺激されます)しています。
満腹中枢が刺激されれば脳が「お!もうお腹いっぱいだろうな!」と認識して満腹信号を送ってくる!!→少食化が進む
この食事量を減らす習慣が定着すればもうこっちのもんや!と思っているのですが、実際やると結構実感します。
1日3食だった私が2食に
人間の習慣ってすごいですよね。
あんなにガツガツ食べていたのに、一定期間忙しくて食べる時間がとれなかったときがあって、そのときに少食の食生活が習慣化されたんです。
それ以来1日2食でもなんとも思わない食欲となりました。
でもこれは逆も言えることで、少食だったのに一定期間食べまくっていたらそれが習慣化して大食いになっていきます。
だから1度でも習慣化させて脳がどの食事量で満腹になるかを操ってしまうのが大事なんだと個人的には思っています。
まとめ
胃そのものの大きさ(伸縮性はあっても基本の大きさ)は変わりません。
でも脳の勘違いを逆手にとって、少食でも私は満足!というような認識をさせることはできるので、脳からの信号をとことん操っちゃいましょ〜^^
※過度にやりすぎてはダメですよ